保険マニュアル

生命保険についての基本的知識や見直し、比較、相談などの情報を提供中。生命保険マニュアル。

保険の危険

生命保険も危険?

保険についての危険についてもう少し詳しく考えてみましょう。

保険の業界においても経済王体の生活、企業活動に影響をもたらす偶然事故、特に経済的損失をもたらす不確実性、あるいは危険は経済社会に数多く存在していることは先程説明します。

一定の期間大量に観察すると一定の発生率の得られる事象があることという大数の法則に影響を受けていることも説明しました。

大数の法則は危険の発生率を測定し、危険の数値化を可能とし、過去の発生率を未来の発生確率とみなすことを可能としており、この危険を数値化する大数の法則は保険の技術的数理的基礎となっています。

保険とは、こういった技術的数理的基礎をもとに商品化されているのですが、国の社会保障ではカハーされない個人的なリスクに対してあらかじめ資金を拠出し、偶発的に発生する事故の経済的保障を得るのが保険ということといえます。保険会社に支払う保険料はこの保障というサービスの対価となります。

現代に生きる私たちは保険とは無関係に生活することはできません。病気になったり、車で事故を起こしたりした場合でも保険に加入していれば、入院給付合や車の修理代、賠償金を支払うことができます。また、火災保険に加入していれば、マイホームが万一火災で焼失した場合にも、保険会社に支払った保険料の数百倍の保険金が支払われます。

こういったことからも保険というものは私たちを事前に察知することが出来ない危険というものからの損失、特に経済的損失から守ってくれる大切な金融商品といえますね。